「耐・スリ・ゴン」
ゴンドラに耐震スリットカッターを搭載し、足場を設置しなくても耐震工事を行うことができる工法です。
多くの大規模修繕工事を手掛けたリノ・ハピアが、 「コスト負担を少なく」「居住者様の負担を少なく」を考え抜いた末うまれました。
ゴンドラ単体工法で、足場を組む必要がないので、工期を大幅に短縮。植栽や花壇の移設なども不要で、耐震スリット工事に最適。
耐震スリット工事は建物の高所施工が多く、足場を必要とする工事がほとんど。耐・スリ・ゴンは足場設置費用を削減できて経済的。
室内からの眺望や風通しを遮ることが少なく、施工中の騒音も低減。粉塵飛散もシャットアウトでき、居住者様の生活環境に及ぼす影響を最低限に抑制。
大掛かりな工事による高額な費用負担が耐震工事実施の妨げになっており、まだまだ多くの建物が耐震化されていない状態です。
いつやってくるかわからない大規模な地震。マンションが倒壊した場合、住民の生命や財産に甚大な被害がもたらされるばかりか、倒壊によって道路が寸断され、緊急車両の通行を阻害したり、災害復旧の大きな妨げになるなど、二次被害も予想されます。
大規模集合住宅の修繕工事を長年取り扱ってきたリノ・ハピアは「費用がない」などの理由で、耐震工事できない現状を打破し、低コストで耐震スリット工事を行うことができる「耐・スリ・ゴン」を開発しました。
大きな地震が発生した際に、地震の横揺れで、柱や梁、さらには建物自体が破壊しないように、柱と壁との間に切れ目(これをスリットといいます)を入れる工事のことです。
切れ目を入れたところに、耐火材、防水(シール剤充填)して仕上げます。
集塵機に接続されたカッターカバーでスリットの作業中に発生する粉塵の飛散もシャットアウト。さらに低騒音も実現
ゴンドラを3点で吊ることで前後の揺れが軽減され、安定した昇降と作業が可能。
ゴンドラには可動式ウィンチが搭載されており、カッターなどの重量物の積み込み、取り回し作業が容易。
ゴンドラ下部の養生フラップにより、工事中に発生するコンクリートガラ等の落下を防止。
ゴンドラに執着装置を搭載しており、反力に伴う作業でも安定し、作業効率が向上。
全長3m,奥行き1mの専用ゴンドラを使用。作業員2名とともにカッターや集塵機などの機材を積載しても十分な作業スペースを確保。