「アケルくん」
災害時、マンションの玄関は避難口として重要な役割を担っています。しかし、地震が起きてしまうと、震度5弱からドアの開閉不能になるものが出始め、震度6強でほとんどのドアが開かなくなる恐れがあります。
それにより室内に閉じ込められてしまい、火災や津波など二次被害に陥ることも十分おこりえます。
でも、耐震ドアに取り替えたりするのは工事も大変で、高価な費用がかかります。
アケルくんは、特殊加工を施したプレート(特許取得済み)です。
特許技術(下図参照)により、面内変形・局部変形に対応でき、簡単な施工で安価に既存のドアを、耐震ドアに変えることができます。
低摩擦材を枠とドアの間に取付けていますので、ドアが座屈する(歪む)様な大きな変形でも、一般のドアと比べ、より少ない力でドアを「アケル」ことが出来るのです。
アケルくんはその技術で特許を取得しています(特許第4175533号)。その仕組みをご説明します。
扉には同軸上の回転半径の異なるA・B部分があり、通常枠と扉の間に隙間が空いている為開閉できます。(図1)。
地震による枠の変形で扉と枠が接触した時、扉開放時に回転半径の大きなB部分は枠を押し広げながら扉を開けなければならない為、大きな力が必要です。(図2)。
アケルくんを扉に取り付けることにより地震による枠の変形で扉と枠が接触した時、B部分の回転半径を確保でき、アケルくん表面にスベリ材をコーティングしているので扉は小さな力で開放できます。(図3)。
※作業現場・状況によって標準単価より変動することがございます。マンション全体でまとめてご注文されるとお得になることがございます。是非ご相談ください。
詳細については現場診断の上、お見積もり(無料)をさせていただきます。
「アケルくん」の詳細については、株式会社ビュードの「アケルくん」サイトもご覧ください。