こんにちは!CAD事業部です。
今回は換気の重要性についてお話したいと思います。
適切な換気は建物の保全と私たちの健康にとても重要です。
高温多湿な日本では室内に湿気がこもりやすく、カビやダニが天井や壁、床などに発生しやすいです。
クロス、フローリングなどを傷め、さらには悪臭の原因となります。
定期的な換気を行うことで、カビやダニの発生を予防し、建物の腐敗を抑えられます。
結露防止効果も期待できるため、結果として住まいの寿命を延ばすことができます。
また、健康面ではアレルギーの原因(カビなどの微生物)を予防できるほか、新鮮な空気の供給を助けて適切な酸素濃度を保つ役割もあります。
適切な酸素供給は体の代謝に役立ち、集中力を高める効果が期待できます。
特に寝室の換気は質の高い睡眠をサポートし、健康的な生活習慣の一環としても大切なことです。
換気について3つのポイントを紹介します。
1.換気の際は部屋の対角線上にある窓を開けて【空気の通り道】を意識することをおすすめします。
対角線上にない場合、高低差のある窓を2か所開けると良いでしょう。
(窓がない場合は換気扇やサーキュレーターの活用も有効です。)
2.家具や家電などを壁につけていると空気の流れが悪くなるため、少し離しましょう。
3.理想は毎日24時間、換気ができると良いです。5~10分程度でも十分空気の入れ替えができるので、欠かさず毎日換気しましょう。
室内湿度の目安は季節や気温にもよりますが、40~60%程です。
まだまだ暑い日が続きますが、どうぞ体調に気をつけてお過ごしください。