古都を訪ねて
こんにちは!CAD事業部です。
寒い日が続きますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
先日、京都に行ってきました。
今回は京都の観光名所の1つ、『清水寺』についてご紹介します。
清水の舞台で有名な本堂は、高さがなんと約13メートルあり、4階建てのビルに相当します。
この舞台は一本も釘を使わず、貫(ぬき)という横木を使った懸造(かけづくり)と言われる建築様式となっています。
鉄と木材とでは温度変化による膨張率が違うので、次第に梁(床や屋根などの荷重を柱に伝える役割の木材)との隙間が生じてしまいます。
全て同じ木材で仕上げることで建物全体が緩みにくくなるため、釘は使わないそうです。
清水寺が建てられたのは平安遷都間もない延暦17年(798年)です。
現在の建物の多くは寛永8年から10年(1631年から1633年)に再建とのことで、約1200年の歴史があり当時の職人技に驚かされます。
清水の舞台からは紅葉と京都市内を見渡すことができ、とても良い眺めでした。
よくパンフレットなどで見かけるアングルも素晴らしいですが、舞台を下から見上げるとまた違った迫力と建物の歴史を感じられます。訪れた際には、ぜひ下からの眺めもご覧ください。