建物を元気に、人を元気にするリノ・ハピア株式会社

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CADが紡ぐ、横浜の歴史と未来

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こんにちは!CAD事業部です。

今回は、私たちが日々の業務で培ってきたCAD技術が、歴史的建造物の維持管理にどのように役立つのかをご紹介します。

横浜の象徴を守る視点から

横浜赤レンガ倉庫や横浜三塔(キング、クイーン、ジャック)は、港町の歴史を今に伝える貴重な建造物です。
その美しい外観は多くの人に親しまれていますが、建物自体は長い年月を経ており、劣化が進む部分もあります。

私たちはマンション大規模修繕で培ったCAD技術を活用し、こうした歴史的建造物にも維持管理の面で貢献できると考えています。

【キング】         【クイーン】

【ジャック】

CADが可能にする詳細診断と修繕計画

赤レンガ倉庫のようなレンガ造りの建物は、外壁のクラックやタイルの浮きなど、細かな劣化の把握が重要です。
CADを活用することで、劣化箇所を正確に記録し、修繕計画に必要なデータを視覚的に整理できます。

マンションの大規模修繕と同様に、

  • 劣化状況の把握

  • 修繕の優先順位付け

  • 工事計画の立案
    などに役立ち、さらに歴史的建造物では「意匠を損なわない修繕」が求められるため、CADの精密なデータが欠かせません。

また、CADで作成したデジタルデータを用いることで、点検記録や補修履歴を一元管理でき、外壁の塗り替えや屋上の補修などの計画も効率的に進められます。

歴史を未来へ繋ぐために

歴史的建造物も、マンションも、適切な維持管理が建物の寿命と価値を左右します。
CAD技術は単なる図面作成ではなく、建物を未来へ引き継ぐための「情報資産」をつくる重要な役割を担っています。

これからも私たちCAD事業部は、修繕の現場と歴史的建造物の未来をつなぐ架け橋として、技術の向上と活用に努めてまいります。