建物を元気に、人を元気にするリノ・ハピア株式会社

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劣化調査と補修図作成を解説

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こんにちは!CAD事業部です。

 

建物の大規模修繕工事において、劣化箇所を正確に特定し、補修計画を立てることは極めて重要です。

当社CAD事業部では、劣化調査から補修図の作成まで、一貫して効率的かつ正確なプロセスを提供しています。

この記事では、その具体的な流れをご紹介します。

 

  1. 劣化調査の実施

工事現場では、専門スタッフが外壁や構造物の劣化箇所を調査します。

目視や打診ハンマーを用いて劣化状況を確認し、平面図や立面図に直接記入します。

この手書きの図面を「野帳」と呼び、作業の基礎資料として使用します。

  1. CADによるデータ化

現場で作成された野帳は、当社CAD事業部に送られ、専用ソフトウェア「CADVANTAGE」を用いてデータ化されます。

これにより、劣化箇所の情報が正確に図面に反映され、修繕の計画を具体化することが可能です。

  1. 数量の集計と確認

データ化された劣化情報はExcelに出力され、すべての劣化箇所の数量を確認します。

その後、正式な集計表を作成し、視認性や正確性を向上させた資料をお客様に提供します。

  1. 補修図の納品

完成した補修図と集計表は、ご要望に応じて適切な形式で納品します。

具体的には、建築分野で広く利用されるJWW形式や、汎用性の高いPDF形式をご用意しています。

これにより、現場やオフィスでスムーズに活用していただけます。

 

このように、当社のプロセスは修繕工事の効率化と品質向上を支えています。

お客様のニーズに応じた柔軟な対応と高品質なサービスを提供し、信頼されるパートナーであり続けることを目指します。