こんにちは!埼玉支店です。
建築業では、外構工事を行う場合、基本装備である「ヘルメット・安全靴」の他に「フルハーネス」の使用が義務付けられています。
フルハーネスは作業員の命を守るために重要な装備であり、装着者は特別教育を受講しなければなりません。
社員はもちろん、協力会社の作業員は安全への意識を高めるため、このような情報を常に収集し、実行しています。
2022年1月22日から労働安全衛生法の改定により以前から移用していた「安全帯」と呼ばれる安全器具は使用禁止になり、「フルハーネス型墜落防止器具」の使用が原則化となりました。
建築業四大災害「①墜落・転落 ②飛散・落下 ③倒壊・崩壊 ④重機・クレーン災害」のうち、「墜落・転落」が年間1000以上の事故の中で4割を占めます。
安全帯はフックを足場に掛け、落下したとしても落下距離を縮小させるものでしたが、全体重や落下の衝撃などが装着している腹部一転に集中し、臓器の損傷や破裂などの二次災害を引き起こしていました。
四大災害の4割を占める理由は二次災害の影響もあるのです。
フルハーネスは両肩と股下に力の作用点が分散されるため、比較的安定して救助を待つことができます。
当然ながら落下しないよう細心の注意を払って作業することが第一ですが、予期せぬ強風や地震など自然災害による落下時には身を守るために重要なアイテムです。
フルハーネス着用 フルハーネスと空調服の着用
安全を確保するため業界全体で日々努力を続けることにより、徐々に件数は減少傾向をみせてはいますが、未だに無災害とまでは至りません。
しかし、工事現場を預かるリノ・ハピアは建物の品質を守るだけでなく、業務に従事してくれている作業員の安全を守るため、日々目を光らせ現場を巡回しています。
これからも安全と品質を追求し、お客様に安心と満足をご提供できる仕事を続けまいります。