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コンクリート防水施工

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こんにちは!安全品質パトロールです。

 

大規模修繕工事で行われるバルコニー施工の内容は、一般的にはウレタン塗膜防水や長尺塩ビシート貼りですが、今回伺った現場では、少し変わった防水施工が行われていました。

 

使用していたのは、「コンクリート浸透性改質材RCガーデックス」という材料です。

防水効果は、空隙(すきま)充填による「水路封鎖効果」と、施工後に発生するクラック(ひび割れや亀裂)などに反応する「自己補修効果」があります。

主成分のシリケート(ケイ酸塩)をコンクリート内部の深部に浸透させることで、コンクリート内部の各種カルシウムと反応し、空隙や水路をゲル状の反応生成物が充填します。

このゲル状の反応生成物は2~12週で固化体へと変化し、躯体自体を厚い防水層へと変化させ長期に渡り効果を持続します。

既に発生しているクラックは全てRCガーデックスが充填されているため、その後、クラックが更に大きくなっても自動的に止水することが可能になります。

(参照 : http://www.kutai.co.jp/products/rcguardex_top)

 

 

ウレタンや塩ビシートではなく、元のコンクリートを使用したまま防水をしたいという場合に、オススメな防水施工になっています。

メーカー責任施工で行われ、改修の場合の保証期間は5年になります。

今後は検査を行う際に、施工後の経過を要確認してまいります。