建物を元気に、人を元気にするリノ・ハピア株式会社

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専用プレートアンカー

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こんにちは!本社工事部です。

 

現在施工中の物件は、外壁全体が*アルミカーテンウォールとなっており、通常のようにコンクリートの躯体にアンカーを打設し、仮設足場の控えを設置することができません。

*フレームあるいはパネル状の建築物の外壁材料で、建築物の自重及び荷重の掛からない非耐力壁

 

そこで、アルミカーテンウォールの方立から専用のプレートアンカーで足場の控えを取り、組立を行っています。

 

今回使用した製品は、正面から直接方立にビスを打ち固定する専用プレートアンカーです。

他にも方立に挟み込めるタイプなど、様々なカーテンウォールの形状に合わせた専用プレートがあり、現場によって適切な足場を立てることができます。

 

一見足場が建てられないような外壁でも、修繕可能な方法がありますのでぜひご検討ください!

専用プレートアンカー

仮設足場工事について

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こんにちは!本社工事部です。

今回は、外壁修繕工事の際に必要な仮設足場についてご紹介します。

 

1.仮設足場の組立・解体時の注意点

仮設足場の組立・解体作業は外壁修繕工事の中でも一番事故が発生しやすい工種となり、作業中は常に安全意識を高め管理することがとても重要となります。

注意点としては『作業員が仮設足場から墜落することを防ぐための墜落制止用器具(フルハーネス)フック掛け作業』『第三者との接触を防ぐための周囲確認作業』『外壁・ガラスなどの破損を防ぐための適切な養生』などです。

これらの確認を毎日しっかりと行い、完工まで無事故・無災害で施工することを目指しています。

 

2.必要な届出申請

仮設足場を組み立てる際に、事前に届出申請が必要となる場合があります。

【機械等設置届】

足場高さ10m以上、60日以上足場を設置する場合は、足場図面・足場荷重計算書・足場部材明細等の計画書類を作成し、着手30日前までに所轄の労働基準監督署に届出する必要があります。

【道路使用許可書】

前面道路を利用し足場資材の搬出入を行う場合は、事前に所轄の警察署へ申請する必要があります。

【道路占有許可書】

仮設足場が設置期間中、継続的に道路や歩道などの敷地外にはみ出てしまう場合に事前申請し設置許可が必要となります。

これらの申請を必要に応じて各所に届け周知し、安全を確保しながら修繕工事を行なっていきます。

 

毎日の安全確認や必要書類の申請など、これからも『安全第一』で修繕工事を行なってまいります!

軟化シーリング打替え工事

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こんにちは!本社工事部です。

 

現在大規模修繕工事中の物件で、シーリングの軟化が確認されました。

 

通常シーリング材は打込み後、数日間で硬化しゴム状になります。

しかし、経年劣化により一度硬化したシーリング材が水あめ状になり、軟化する場合があります。

このような状態になると撤去にかなりの手間が掛かるため、工期が延び、費用も通常より掛かってしまうことがあります。

 

建物を長寿命化にするためにも、劣化が進む前に修繕工事を実施し、建物を元気に保ちましょう!

足場に干渉する部分の植栽の対応

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こんにちは!本社工事部です。

 

足場の設置予定の場所に植栽があり、工事に支障をきたす場合は、植栽を残すように足場を組み替えます。

できる限り植栽に配慮して足場を設置しますが、どうしても対応が難しい場合は、工事着工前に発注者様へ植栽の剪定・移植・撤去・新植などをご相談させていただきます。

 

現在工事を行っている現場でも、どうしても足場に干渉してしまう箇所があり、一部撤去・新植させていただきました。

弊社の協力店には修繕に直接関わる業者さんだけでなく植木屋さんもいますので、修繕工事の一環で植栽のご相談もお受けできます。

ぜひ気軽にお声掛けください。

 

【着工前】

 

【植栽復旧後】

アスベストの取り扱い

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こんにちは!工事部です。

 

近年、石綿(アスベスト)の取り扱いについて非常に厳しくなっているのはご存知でしょうか?

以前もブログでご紹介しましたが、今年の4月より修繕工事において、請負代金の合計(消費税込み)が100万円以上の場合、事前にアスベストの含有調査を行い労働基準監督署や自治体に報告書を提出することが義務化されました。

 

2023年9月までは石綿取扱責任者などの講習修了証を持つ者でも、調査を行うことが出来ます。

それ以降は、「一般石綿含有建材調査者講習」の修了証を持つ者しか調査を行うことが出来ません。

 

「一般石綿含有建材調査者講習」は以下の内容を学びます。

・建築物石綿含有建材調査に関する基礎知識

・石綿含有建材の建築図面調査

・現場調査の実際と留意点

・建築物石綿含有建材調査報告書の作成

そして、最後に修了考査(筆記試験)を終えて試験に合格した人だけが修了証を取得することが出来ます。

 

現在、当社の現場担当者のほとんどは、「一般石綿含有建材調査者講習」の修了証を持っています。

事前調査から工事まで迅速に対応できること、また外部に依頼をしないので、調査費も最小限に抑えることが可能です。

修繕工事をご検討中の方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

 

屋上アスファルト防水工事

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こんにちは!本社工事部です。

 

今回は、築50年になる集合住宅の屋上防水工事をご紹介します。

676㎡を改質アスファルトトーチ工法で施工しました。

 

施工前                  施工後

 

今回工事をした物件は、部分的に修繕されてはいるものの、防水に関しては50年間手付かずの状態でした。

そのため下地のいたる所でコンクリートが隆起していたり、エフロレッセンス(コンクリートの水酸化カルシウムが表面に出て硬化したもの)が多く見られました。

 

 

水溜りを防ぐには、下地補修を念入りに行う必要があるため、とても気を使って施工しました。

アスファルトのトーチ工法は比較的臭いが少なく、耐候年数も他の材料に比べると長いので屋上防水にはお勧めです。

ただし、既存の状態や予算により材料や工法を選定しなければいけないので、屋上防水をお考えの方は事前にご相談ください。

階段床防水工事

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こんにちは!本社工事部です。

 

現在、私が担当している現場では、階段室床の防水工事が行われています。

階段など日常的に使う場所の施工は、丁寧さと同時に早さも大切になります。

 

そのような施工時に使用されているのが、リムスプレーです。

リムスプレーとは、超速硬化ウレタン吹きつけシステムのことです。

硬化速度が速く、吹きつけ後15分程度で乾き、階段を歩くことができます。

作業の時間短縮にもなり、大変便利な施工方法です。

 

超速硬化なので垂直面、斜面などどのような形状の場所でも吹きつけることが出来ます。

階段の側溝など、ローラーで塗ることが難しいところでは特にリムスプレーが役に立ちそうですね!

 

今回ご紹介したリムスプレーのように、現場では機能的な施工道具を多く使っています。

これからも、早くて丁寧な施工を目指して頑張ってまいります!

最終工区 ~大規模修繕工事の現場から~

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こんにちは!本社工事部です。

 

昨年4月に工事を着手した全29棟1030戸の大規模修繕工事の現場も

いよいよ竣工間近となってきました。

 

当現場は施工対象のエリアがとても広く、棟数戸数も多いため

複数の社員が現場に常駐し日々の施工管理・居住者対応等を行っています。

 

施工前                   施工後

施工前(修正済み) 施工後(修正済み)

 

 

工事中は工程管理など色々と大変なことも多いですが、

建物が綺麗になり居住者の方からも喜びの声を頂きました。

施工側としてもとても満足のいく工事となりました。

 

竣工まであと僅かですが、無事故無災害で終われるように

気を引き締め業務に取組みたいと思います。

 

玄関扉化粧シート張り

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こんにちは!本社工事部です。

 

今回は、玄関扉の表面が劣化していた為

化粧シート張りの修繕工事を行いました。

 

化粧シートとは、樹脂フィルムなどのシートに

木目、デザイン柄、単色などを印刷したもので、

裏面はシールのような粘着性をもち、

直接貼り付けることが出来る手軽な材料です。

 

~メリット~

・傷がつきにくい

・汚れが取れやすい

・高級感がある

・施工が早い etc…

 

~デメリット~

・シートの貼り物なので下地の状態が悪いと凹凸が目立つ

・デザイン柄によって値段が変動する etc…

 

施工前

施工後

 

玄関扉表面の下地処理を丁寧に行い、

下地の凹凸が目立たないように注意し施工しました。

 

施工後

施工前

 

 

家に帰ってくるときに一番目に付く玄関扉、

皆さまもシートの張替えで綺麗にしてみませんか?

不陸調整

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こんにちは、本社工事部です。

 

今回は、不陸調整についてお話させて頂きます。

 

不陸調整とはバルコニー、共用階段・廊下、屋上を改修工事する際に、

雨が降った後など水溜まりになってしまう箇所を直す工程のことをいいます。

 

現在、担当している工事では屋上や玄関前などの不陸調整をしています。

屋上の水溜り

屋上の水溜り 屋上の水溜り2

玄関前の水溜り

玄関前の水溜り2

 

上記の写真のように、

雨の降った日などに水溜まりになってしまった箇所をあらかじめ調べておき

主な工程の施工に入る前に、水溜まり箇所に材料で厚みを作り

段差や勾配を無くす作業を行ないます。

 

不陸調整を行なうことにより水溜まりが解消され、

施工も綺麗に仕上げることができます。

 

以上、不陸調整のご紹介でした!