建物を元気に、人を元気にするリノ・ハピア株式会社

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仮囲いのデコレーション

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こんにちは!多摩支店です。

桜の季節はとうに過ぎ、現場にも夏の空気が広がっていますが、今日は少し季節をさかのぼって春の思い出をご紹介します。

工事現場を囲う仮囲いといえば、昔からよく使われているのが、銀色の鋼製板「万能鋼板」です。

丈夫で使いやすく、長年多くの現場で採用されてきた材料ですが、どうしても無機質な印象になりやすいのが難点でした。

 

近年では、その代わりに白色の「ホワイトパネル」を使う現場が増えています。

ホワイトパネルは光を反射して明るく見え、現場事務所やその周囲の雰囲気をやわらげてくれるため、近隣の方や来訪者からの評判も良い素材です。

 

とはいえ、工事規模によっては広い範囲をぐるりと囲うこともあり、その場合は見た目が単調になったり、近くを通る方に圧迫感を与えてしまうこともあります。

そこで私たち多摩支店では、少しでもその印象をやわらげ、地域の皆さまに心地よく感じていただけるよう、仮囲いに「デコレーション」を施しています。

 

例えば、季節ごとに咲く花や植物の写真をプリントして掲示したり、その時期ならではの風景を取り入れたりしています。

春には桜やチューリップ、夏には向日葵や新緑、秋には紅葉やコスモス、冬には雪景色や冬の花など…。仮囲いをただの工事用の囲いではなく、季節を感じられる“ちょっとした展示スペース”のように見せる工夫です。

 

工事現場はどうしても生活の景色を一時的に変えてしまいますが、その中でも少しでも温かみや楽しさを日々通勤やお散歩で現場の前を通られる方々に感じていただけるよう、これからも工夫を続けていきたいと考えています。

LEDへの切り替え工事

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こんにちは!多摩支店です。

 

現在使用中の蛍光灯は、段階的に2027年末で製造・輸出入が禁止となることが「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」で決定し、国内最大手のパナソニックが2027年9月末で製造中止にすると発表しました。

企業や家庭による蛍光灯からLEDへの切り替えが求められています。

 

一般家庭でよく使われるシーリングライトやペンダントライトは、角型や丸形の配線器具が天井に設置されており、このような照明はLED器具を取りつけるだけで交換することが可能です。

ですが、学校やオフィスでよく使われている直管蛍光灯器具やダウンライトの場合は切り替え工事が必要です。

 

工事不要のLEDランプも販売されていますが、既存器具と不適切だった場合火災や感電など事故が起こる可能性があるのでおすすめしません。

切り替えには初期費用はかかりますが、従来の蛍光灯に比べて消費電力が低いので長期的にみると費用を抑えられるメリットがあります。

 

2027年末に向けて工事が混み合い、費用が高くなる可能性があります。

そうなる前にLEDへの切り替え工事を検討してみてはいかがでしょうか。

職人道場研修

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こんにちは!多摩支店です。

 

​今回は、建設業界における新入社員や未経験者を対象に、短期間で即戦力となる職人を育成する体験型研修施設「職人道場」についてご紹介させていただきます。

私は先日、栃木県那須塩原にて5日間の合宿研修に参加してきました。

研修には、他社の方や外国人研修生も参加していたため、異国情緒あふれる雰囲気の中での研修となりました。

 

今回の研修では、「塩ビシート防水工法」の施工について学習してきました。

塩ビシート防水といっても、なかなかイメージしにくいかもしれませんが、マンションの共用廊下や階段の美観性に優れた床シートを想像していただくと分かりやすいかと思います。

 

研修初日は自己紹介から始まり、講師の先生方によるスケジュール確認や、塩ビシート防水材の特性·準備·道具の扱い方の説明を受けた後、「早速ですが作業をやってみましょう!」の号令とともに研修がスタートしました。

要所を確認しながら進め、1日目を無事に終了。

夕食後は、意見交換をしながら苦手な作業ポイントを克服できるよう意見交換を行いました。

 

翌日からは、各工程を頭で理解するだけでなく、身体に染み込むまで徹底的に繰り返し、確実に習得。

作業をクリアしながら進めるため、効率よく技術を身につけ、苦手な部分も着実に克服できます。

優れた講師の方々·短期間で学べる教育体制·緻密に考え抜かれたカリキュラムのもと、私たち研修生達は日を追うごとに大きく成長することができました。

初日の不安そうな表情が、次第に自信に満ちた表情へと変わっていき、研修を無事に終えることができました。

 

この研修を通じて、施工に関する基礎知識を身につけることができ、また、施工管理者として工程の流れ・品質管理・安全管理の重要なポイントを自分考え、見極められるようになるスキルを学ぶことができました。

常に学び続ける姿勢がやりがいへと繋がり、私を含め一緒に研修に参加した仲間達の自信に満ちた笑顔はとても素晴らしいものだと感じました。

これからも「建物を元気に、人を笑顔に」という理念を胸に、笑顔素晴らしさも大切にしながら日々精進していきたいと思います。

浴室床面の改修工事

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こんにちは!多摩支店です。

 

多摩支店管轄の集合住宅で施工している、浴室床面の改修工事についてご紹介いたします。

今回の工事は、空家になったタイミングで、今ではあまり見かけることがなくなったタイル張りの浴室床面の改修を行いました。

 

年数が経つとタイル目地の汚れやタイルの欠け、タイル下の防水層が切れ、階下に水漏れするなど問題が起こることもあります。

大まかな工程は、タイルの上からモルタルを塗り、平らにします。

その後、プライマーを塗布し、硬質ウレタンを塗り、浴室用のシートを張ります。

工事は下地処理から仕上げまで通常2日間程で完了します。

 

工事中の臭気はほとんどなく、環境にやさしい部材を使用しているので、屋内工事でも安心です。

新しい床面は水捌けがよく、清潔な状態を保つことができます。

床面を変えることにより、開放感のある明るい浴室に生まれ変わりました。

【施工前】

【施工中】

【施工後】

 

古い集合住宅も新しい工法や最適な工法による改修工事を行うことで、機能・性能を向上させることが可能です。

クリーニング作業

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こんにちは!多摩支店です。

 

今回は、クリーニング作業の重要性についてご紹介します。

クリーニング作業とは、塗装工事や防水工事等の作業によって発生した汚れを清掃・除去することを指します。

大前提として汚さないように養生をして作業を行いますが、塗装作業時の材料の飛散等の汚れが出てしまうことがあります。

そのため、全ての作業が完了した後、クリーニング作業を行うことにより、建物の品質はもちろんのこと外観もとても綺麗になります。

 

窓ガラスや手摺、鉄部など汚れた部分の材質によって汚れの落とし方が変わってきます。

汚してしまったものを傷つけず、跡が残らないように気を付けながら作業を行うことが非常に重要になってくるので、クリーニング作業は大規模修繕工事において欠かせません。

 

【クリーニング作業の様子】

高圧洗浄工事について

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こんにちは!多摩支店です。

現在工事中の団地にて行いました、高圧洗浄工事をご紹介します。

 

高圧洗浄が必要な理由は、塗装の際に藻や苔などの汚れ、旧塗膜などを落とすためです。

不純物が付着したまま塗装をしてしまうと、表面に塗料がしっかりと密着せずにすぐに塗膜がはがれてしまう可能性があります。

そのため高圧洗浄で念入りに不純物を落とす必要があります。

 

塗装前の洗浄は単に見た目をよくするだけではなく、塗膜の密着を向上させて塗装後の耐久性を良くするための大切な作業です。

今回の工事では、高層な建物でも十分な圧力と多くの汚れを掃除するために必要な水量も確保できる高圧洗浄車を使用しました。

【高圧洗浄車】

 

屋根の高圧洗浄の際、屋根の下で防水の役割を果たしているルーフィングシートが劣化してしまっていると、高圧洗浄による大量の水で雨漏りが発生してしまう可能性があります。

そのため、建物診断の際にはルーフィングシートの状態をしっかり確認し、劣化が見られる場合は葺き替えやカバー工法の検討をおすすめします。

【高圧洗浄作業の様子】

 

これからも、細かな箇所も丁寧に施工できるよう励んでまいります。

 

ドローン調査・3Dスキャン調査

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こんにちは!多摩支店です。

 

UR物件にて、ドローン調査・3Dスキャン調査(点群データ採取)をUR都市機構様の主催で実施しました。

 

【UR内での調査報告会】

足場組立前にドローン調査と3Dスキャン調査を実施し、その後足場組立下地調査を行います。

ひび割れ箇所や欠損箇所が事前に把握できるなど利点はありますが、設置するカメラの性能で調べられる力が決まってしまう現状があります。

カメラ性能の向上が今後期待できるため、足場が立てられない箇所ではドローンの使用が一般的になるのではないかと感じました。

 

【3Dスキャン調査(点群データ採取)・ドローン調査状況】

3Dスキャン調査では、建物の寸法等がほぼ誤差なく短時間で調べる事が出来るため、図面の整合性・色彩のイメージ・増築のイメージ・積算の正確性など、可能性は無限にあります。

今後、AIなどデジタル化が建築業界でも更に普及するようになるでしょう。

修繕積立金について

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こんにちは!多摩支店です。

 

「大規模修繕工事」はマンションの老朽化を防いだり、資産価値を維持するために欠かせないものですが、修繕積立金が不足するケースが増えています。

 

2018年度の国の調査では、修繕計画に対して修繕積立金が不足しているマンションの割合が5年間で2倍以上になっているという数字が出ました。

修繕積立金が不足していると必要な工事が実施できなかったり、緊急性がある場合には修繕一時金を徴収することにもなりかねません。

 

2021年9月に国土交通省は「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」を10年ぶりに改訂し、修繕積立金の目安の金額を大幅に上げました。

しかし、ここ数年の建築資材の高騰で修繕費の更なる上昇が懸念されるため、国土交通省は専門家による検討会で議論を始めました。

今年度中に議論をとりまとめ、新たなガイドラインを示す予定です。

これを機に、ガイドラインを参考に修繕計画や修繕積立金を今一度チェックしてみるのはいかがでしょうか。

 

■ガイドラインの掲載先■

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk5_000052.html

 

(画像引用:マンションの修繕積立金に関するガイドライン(令和5年4月追補版)より)

防犯センサー・カメラ設置

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こんにちは!多摩支店です。

 

足場の設置後、防犯対策として出入口に防犯センサーを設置する現場が多く見られます。

 

夜間対応防犯カメラ+ポケットWi-Fiを設置することで、手元のスマートホンで24時間の監視が可能となります。

また、モバイルバッテリーと合わせて設置することにより充電頻度が少なく、設置や設定もパソコンをインターネットに繋ぐ要領で行えますので、簡単に防犯対策をすることが可能です。

屋上など目が行き届かない箇所の監視などにも活用できます。

 

【メリット】
専門業者を呼ばなくても簡単に設置ができる。

数量や電源状況によっては、コストを抑えることができる。

再利用によりランニングコストが下がる。

 

【デメリット】
動画監視が可能なため、設置箇所によっては発注者と事前協議が必要。

 

 

〜監視カメラの様子〜

 

〜設置の様子〜

 

誤った洗剤使用による事故

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こんにちは!多摩支店です。

 

リノ・ハピアが管理している団地の空き家では、部屋を綺麗にするための修繕工事を行っています。

今回は、トイレ用洗剤の使用による事故事例をご紹介します。

 

洗剤を選ぶ際には、汚れの成分に対して、有効なものを使用することが重要です。

例えば、尿石などのアルカリ性質のものには、酸性洗剤を使うことで中和され、中性洗剤では落ちない汚れも楽に落とせるようになります。

 

しかし、酸性・アルカリ性の洗剤は強力なものが多く、使用する際には注意が必要です。

洗剤の注意書きをよく見て、使って良い場所・素材を確認することが大切です。

トイレタンクや洗浄便座には、酸性・アルカリ性の洗剤を使用しないように注意書きがあります。

誤った使い方をすると思わぬ事故に繋がります。

 

【正常な止水フラッパー弁ゴムとその他部材】

【変形して波打っている止水フラッパー弁ゴム】

 

万一、範囲外に洗剤などが付着、浸透した際は、よく水洗いして成分が残らないように注意しましょう。