積算業務
こんにちは!営業部です。
積算業務について、以前は図面上で寸法を測り積算を行っていたため、膨大な時間がかかり、また正確な数量を出せないこともありました。
しかし、昨今のコンピュータ技術の向上により、時間をかけることなく正確に行えるようになってきました。
現在、私が使用しているSketchUpという3Dソフトウェアは、様々な操作やコマンドを覚える必要がありますが、それをマスターすると積算業務の一連の作業を1クリックで起こすことができます。
〜積算業務の流れ〜
1.図面が実際の建物と相違がないかを確認するため、現場調査を行います。
2.建物の3Dデータを作成します。(図面に記載されていない建具等を追加します。
3.3Dデータが完成後、数量を拾いたい面に色を付けます。(図A参照)
【実際の建物】 【図A】
着色作業を行うと、同じ色の面積の合計を1クリックで出すことができます。
また、3Dデータに直接線を引きシーリングの長さを出すこともできます。
更には、グループ分けをすることにより、打継目地、縦目地、建具廻りの合計を出すことも可能です。
積算業務とは、設計図や仕様書から材料や数量を算出し、工事費の見積を行う重要な仕事です。
今まで手作業で行っていた作業や業務の効率化は、人材不足問題の解決にもなり、今後の建設業界においても重要なテーマになっていきます。