建物を元気に、人を元気にするリノ・ハピア株式会社

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意外と知らない水回りキッチン編

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こんにちは!営業部です。

 

突然ですが皆さま、キッチンシンクにインスタント焼きそばを作った際の残り湯や、料理の時のアツアツの茹で汁を流して「ボコッ!」と音を聞いた事はありますか?

実はあれ、シンクから危険信号なのです。

シンクはステンレスで出来ており、局所的に熱を加えるとその部分が膨張して「ボコッ!」と音が鳴っているのです。

膨張するだけ?それなら問題ない…とはなりません!

 

シンク下収納を覗いてみると排水管が見えると思いますが、その排水管の耐熱温度は大体60℃となっています。

つまり、アツアツな熱湯(100℃)が流れ込んでくると、排水管の耐熱温度を超える為、徐々に変形していくのです。

そうなると、最悪、排水管の交換が必要になり無駄な出費となります。

それはイヤですよね…

 

ただ、対応策はちゃんとあり、方法は簡単です。

「水を流しながら」熱湯を注ぐだけ。

こうすることで、シンク内の水温は低くなり排水管の耐熱温度を下回ります。

何でもそうですが正しい使い方をしていれば、物は長持ちします。

ご存じなかった方がいましたら、今日から行ってみてください!

 

「人工(にんく)」ってなに?

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こんにちは!営業部です。

 

今回は、建設工事でよく聞く「人工(にんく)」についてご説明させていただきます。

「人工」とは、何か作業をする際に必ず掛かる人件費のことです。

建設は多くの資材があっても、それを施工する人がいないことには、何も始まりません。

 

見積もりには「㎡」表記、「m」表記、「人工」表記と様々な単価の出し方がありますが、その作業を行う作業員の人件費+材料費で構成されています。

一人で1日に行える数量は施工会社によって多少違いはありますが、外壁塗装でいえば、1日で行える㎡数量はおよそ40㎡程度となり、人工が変わりません。

極端に言えば1㎡でも10㎡でも、あまり金額に差異はないということです。

 

お住まいは皆さまにとって大切な財産です。

後悔しない修繕を行うためにも、上記の金額構成を含めてご熟考いただき、ご依頼されることをおすすめいたします!

 

部屋探しの譲れない設備とは?

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こんにちは!営業部です。

 

引越しのシーズンを迎え、引越しを検討している人の話をチラホラ耳にする時期になりました。

そこで、今回は物件を検討する上での人気設備についてご紹介します。

 

【単身者向け】

インターネット無料/浴室乾燥機/防犯カメラ/オートロック

/24時間利用可能ゴミ置場/ウォークインクローゼット/宅配ボックス

【ファミリー向け】

追い炊き機能(お風呂)/システムキッチン

/ホームセキュリティー/宅配ボックス/高速インターネット

 

以前、私が長く住んだ築年数の古いアパートは、設備の古さは否めなかったですが、ケーブルテレビの導入やインターネット無料の特典があったので長年快適に生活できました。

 

そして、今の私の生活に必要不可欠な設備は・・・

ずばり「宅配ボックス」です!

ネットショッピングを日常的に使用する私にこれは譲れない条件の1つです。

 

弊社が担当してる大規模修繕工事でも、近年は宅配ボックスの新設依頼が増えています。

ターゲット層のニーズにあった設備の見直しが、物件の付加価値UPに繋がる重要なポイントなのかもしれません!

固定資産税の減額

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こんにちは!営業部です。

 

今回は、大規模修繕工事にまつわる東京都の助成金のうち、固定資産税が減額になる制度をご紹介します。

 

令和5年度税制改正にて、東京都では下記の条件を満たすマンションが長寿命化工事(外壁塗装工事、床防水工事、屋根防水工事)を実施し、工事完了から3ヶ月以内に手続きを行った場合、翌年度に課される建物部分(一戸100㎡まで)の固定資産税が減額になる制度が制定されました。

予算に上限はなく、要件に適したマンションであれば受けることができます。

 

〈対象〉

・築20年以上、10戸以上のマンション

・過去に1回以上の長寿命化工事を実施している

・管理計画認定マンションまたは助言指導に係る管理者等の管理組合に係るマンションであること

・管理計画の認定を受け、積立金を一定以上に引き上げている

 

市町村により割合は異なりますが、23区以内のマンションは翌年度の固定資産税が2分の1に減額になります。

令和7年3月31日までに工事が完了したマンションが対象となるので、この機会に2回目以降の大規模修繕工事をご検討されてみてはいかがでしょうか。

 

積算業務とBIM

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こんにちは!営業部です。

 

今回は、営業部で行なっている積算業務の効率を上げるBIMをご紹介します。

 

BIM(ビム)とは?

現在、建設業界で注目されているのがBIM(ビルディング インフォメーション モデリング)です。

コンピュータ上に作成した主に3次元の形状情報に加え、室名等の名称・面積、材料・部材の仕様・性能・仕上げ等、 建物の属性情報を併せ持つ建物情報を構築するシステムです。

 

3D CADとの違いは?

これまでの3次元モデルは、2次元の図面を作成したのち、3次元の形状を組み立て、CGでシミュレーションするという流れが主流でした。

もし、修正が入ってしまうと関連する2次元の図面を全て修正し直す必要があり、大変手間がかかっていました。

 

BIMモデルは、BIM対応の3次元CADで作成をします。

初期段階から3次元で設計し、3次元から2次元図面を切り出して作成することで、モデルの編集に追従した設計図書の管理が可能となります。

また、BIMモデルを部分的に修正・訂正をしても、関連する部分に全て自動反映されるので、図面間の整合性を常に保つことが出来ます。

※国土交通省資料より引用

 

私は主に3Dを使い積算業務を行っていますが、さまざまな研修会に積極的に参加し、BIMの運用・活用で業務の効率化を図りたいと考えています。

 

 

 

居住者様とのコミュニケーション

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こんにちは!営業部です。

 

大規模修繕工事では、建物の外部に仮設足場を設置して各種工事を実施します。

仮設足場の1階部分には施錠可能な扉と侵入防止の金網を設置して、外部からの不審者の侵入に対する防犯対策を行います。

上階にも足場ができるため、防犯対策の一環として居住者様にはサッシの施錠をお願いしています。

 

弊社では、居住者様にサッシ用補助錠の貸し出しを行っております。

仮設足場の解体後には、エントランスホールなどに回収BOXを設置して返却ができるようになっています。

 

以前、とある物件におきまして、居住者様からサッシ用補助錠の返却がありました。

そこには手書きで「ありがとうございました。」とメッセージが書かれてありました…!

居住者様とのコミュニケーションが実感できた瞬間でした。

 

その後、工事完了時には「新しい建物に生まれ変わって大満足です。」とのお言葉もいただけました。

これからも、居住者様に寄り添って工事を進めてまいります。

真夏の体調管理

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こんにちは!営業部です。

 

今年の夏は、外気温が39℃など体験したことのないような猛暑が続き、例年にも増して熱中症に対する注意が呼びかけられています。

今回は、真夏の現場で働いている方々に意見を聞いてみました。

 

「今年の夏は外にいるだけで辛い」という意見が多く、過酷な暑さのなかで作業するのに必要なアイテムが多くあげられました。

現場にあると有難いものとして多くの意見が寄せられたのは「空気ファン付きベスト」で、屋外では空調ファンやベストが手放せないことが分かります。

また、塩分補給タブレットや干し梅など、こまめな塩分の摂取と水分の補給を徹底して、体調管理を気をつけているそうです。

 

真夏の現場での体調管理に頭を悩ませるなか、先日テレビで、「現場で1日に3回かき氷を提供している」というニュースを目にしました。

現場で自由にかき氷を食べられるだなんて!なんといいアイデアでしょう。

かき氷を美味しく食べて、体を芯からクールダウンすることができます。

また、熱中症を未然に防ぐセンサーのついたリストバンドなどもあるそうで、良いアイデアや商品は積極的に取り入れていきたいですね。

 

今年は10月まで暑さが続くそうですが、さまざまな工夫を凝らして暑さを乗り切りましょう!

 

太陽光発電設置の義務化

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こんにちは!営業部です。

 

東京都では、2025年4月から太陽光発電設置の義務化に関する新たな制度が始まります。

 

東京都はエネルギーを多く消費する地域です。

その責務として、2030年までに温室効果ガスを50%削減する『カーボンハーフ』の実現に向けて新たな制度を決定しました。

 

その制度とは、再生可能エネルギー発電設備の中で最も費用対効果の高いシステムとされている、新築住宅などへの太陽光発電設備の設置、及び断熱・省エネ性能の確保を義務付けるというものです。

 

当社では、防水改修工事の実施時におけるソーラーパネルの架台として、㈱ベルテック様の“ベルベース”を採用し、無理のない改修工事を実施しています。

設備用鋼製の基礎である“ベルベース”は、日本建築センターの評定により、建築設備の一部分として(建告第1388号に該当)構造安全性に関し、建築基準法令その他の技術基準に照らして妥当なものとされ、安心・安全が証明されています。

(引用元:https://vertec.biz/)

 

また、従来のコンクリート基礎を設置する工法に比べ、工期の短縮や軽量化を図ることができます。

形状も従来工法より防水改修工事に配慮された設計になっており、防水工事の作業空間を確保することが可能な高さになっています。

 

これから太陽光パネルの設置をお考えの方は、防水工事と建物に負荷をかけない太陽光パネル設置の基礎“ベルベース”をご検討されてはどうでしょうか。

新耐震基準の有効性と耐震補強について

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こんにちは!営業部です。

 

今回は建物の耐震基準についてお話します。

 

耐震基準は建築基準法の設計基準として設定され、関東大震災(1923年)以降、大地震が発生するたびに改正されてきました。その後、宮城県沖地震(1978年)で多くの建物が全半壊したのを契機に、1981に基準法が大改訂されて「新耐震基準」が制定されました

 

1995年に発生した震度7の阪神淡路大震災(M7.3)では、「新耐震基準」の建物は約8割が被害なし、または軽微な被害にとどまったそうです。

2011年の東日本大震災(M9.0)においても、被害は微少で、基準の有効性が確かめられました。

 

リノ・ハピアはUR都市機構の管理団地を多く請け負っています。

URの中層壁式住宅(旧耐震基準)においての耐震性は、現行の一次設計にあたる震度5強程度の中規模地震に対しては、建物にほとんど損傷がないことが確認されています。

 

新耐震基準では、震度6~7程度の大規模地震に対しても、倒壊して人命に危害を及ぼすことのないようにしなくてはなりません。

そのため、1981年以前の建物については耐震性を検証のうえ、既存のコンクリート構造物に対して耐震性の補強を行うことが求められます。以下に工法をご紹介します。

 

【耐震改修工法】

・建物の水平耐力を増加させる(強度型補強) −鉄骨ブレ-ス・耐震壁・外付フレ-ム

・建物の靭性を向上させる(靭性型補強) −鋼板・炭素繊維・コンクリート巻き

・建物に作用する地震力を低減させる(免振構造化・制震機構の組み込み

・建物が受ける応力を分散し構造バランスを改善して損傷集中を回避 −耐震スリット

 

いつ起こるか分からない自然災害に備えるためにも、これからも基準に沿って、適切な修繕を行ってまいります。

勾配屋根の修繕工事

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こんにちは!営業部です。

 

街中で、勾配屋根の建物を見かけることがあると思います。

 

勾配屋根は、寄棟(よせむね)や切妻(きりづま)、片流れなどいろいろな形状があります。

そのため、張り替え範囲や、仕上げ材表面の塗装など修繕や改修の方法も多岐にわたります。

 

屋根面は建物の中でも一番日射を受ける部位なので、経年劣化が進みやすく、防水材としての機能を失っている場合も多く見受けられます。

今回は、一般的な切妻屋根をカバー工法で改修した物件についてご紹介します。

 

今回の修繕対象は築36年の中層の建物です。

数年前の大型台風が来た際に強風にあおられ、屋根材が大きく破損してしまいました。

緊急的な修繕は実施したものの、調査をした結果、見た目では分からないですが全体的に経年劣化が進んでいることが判明しました。

 

そこで、大規模修繕と同時にカバー工法による改修を行うことになりました。

工法は、10年保証の高い耐久性と遮熱効果があるアイジー工業株式会社のスーパーガルテクトを採用します。

また、風荷重を検討し、留め具にステンレスビスを使用しました。

撤去による発生材も軽減するため、環境にも配慮された工法です。

 

見た目は綺麗に見える屋根でも、経年劣化で修繕が必要な場合があります。

2回目・3回目の修繕工事の際など、屋根の調査と修繕を検討されてみてはいかがでしょうか。