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こんにちは!工事部です。
近年、石綿(アスベスト)の取り扱いについて非常に厳しくなっているのはご存知でしょうか?
以前もブログでご紹介しましたが、今年の4月より修繕工事において、請負代金の合計(消費税込み)が100万円以上の場合、事前にアスベストの含有調査を行い労働基準監督署や自治体に報告書を提出することが義務化されました。
2023年9月までは石綿取扱責任者などの講習修了証を持つ者でも、調査を行うことが出来ます。
それ以降は、「一般石綿含有建材調査者講習」の修了証を持つ者しか調査を行うことが出来ません。
「一般石綿含有建材調査者講習」は以下の内容を学びます。
・建築物石綿含有建材調査に関する基礎知識
・石綿含有建材の建築図面調査
・現場調査の実際と留意点
・建築物石綿含有建材調査報告書の作成
そして、最後に修了考査(筆記試験)を終えて試験に合格した人だけが修了証を取得することが出来ます。
現在、当社の現場担当者のほとんどは、「一般石綿含有建材調査者講習」の修了証を持っています。
事前調査から工事まで迅速に対応できること、また外部に依頼をしないので、調査費も最小限に抑えることが可能です。
修繕工事をご検討中の方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
こんにちは!本社工事部です。
今回は、築50年になる集合住宅の屋上防水工事をご紹介します。
676㎡を改質アスファルトトーチ工法で施工しました。
施工前 施工後
今回工事をした物件は、部分的に修繕されてはいるものの、防水に関しては50年間手付かずの状態でした。
そのため下地のいたる所でコンクリートが隆起していたり、エフロレッセンス(コンクリートの水酸化カルシウムが表面に出て硬化したもの)が多く見られました。
水溜りを防ぐには、下地補修を念入りに行う必要があるため、とても気を使って施工しました。
アスファルトのトーチ工法は比較的臭いが少なく、耐候年数も他の材料に比べると長いので屋上防水にはお勧めです。
ただし、既存の状態や予算により材料や工法を選定しなければいけないので、屋上防水をお考えの方は事前にご相談ください。
こんにちは!本社工事部です。
現在、私が担当している現場では、階段室床の防水工事が行われています。
階段など日常的に使う場所の施工は、丁寧さと同時に早さも大切になります。
そのような施工時に使用されているのが、リムスプレーです。
リムスプレーとは、超速硬化ウレタン吹きつけシステムのことです。
硬化速度が速く、吹きつけ後15分程度で乾き、階段を歩くことができます。
作業の時間短縮にもなり、大変便利な施工方法です。
超速硬化なので垂直面、斜面などどのような形状の場所でも吹きつけることが出来ます。
階段の側溝など、ローラーで塗ることが難しいところでは特にリムスプレーが役に立ちそうですね!
今回ご紹介したリムスプレーのように、現場では機能的な施工道具を多く使っています。
これからも、早くて丁寧な施工を目指して頑張ってまいります!
こんにちは!本社工事部です。
今回は、玄関扉の表面が劣化していた為
化粧シート張りの修繕工事を行いました。
化粧シートとは、樹脂フィルムなどのシートに
木目、デザイン柄、単色などを印刷したもので、
裏面はシールのような粘着性をもち、
直接貼り付けることが出来る手軽な材料です。
~メリット~
・傷がつきにくい
・汚れが取れやすい
・高級感がある
・施工が早い etc…
~デメリット~
・シートの貼り物なので下地の状態が悪いと凹凸が目立つ
・デザイン柄によって値段が変動する etc…
施工前
玄関扉表面の下地処理を丁寧に行い、
下地の凹凸が目立たないように注意し施工しました。
施工後
家に帰ってくるときに一番目に付く玄関扉、
皆さまもシートの張替えで綺麗にしてみませんか?
こんにちは、本社工事部です。
今回は、不陸調整についてお話させて頂きます。
不陸調整とはバルコニー、共用階段・廊下、屋上を改修工事する際に、
雨が降った後など水溜まりになってしまう箇所を直す工程のことをいいます。
現在、担当している工事では屋上や玄関前などの不陸調整をしています。
屋上の水溜り
玄関前の水溜り
上記の写真のように、
雨の降った日などに水溜まりになってしまった箇所をあらかじめ調べておき
主な工程の施工に入る前に、水溜まり箇所に材料で厚みを作り
段差や勾配を無くす作業を行ないます。
不陸調整を行なうことにより水溜まりが解消され、
施工も綺麗に仕上げることができます。
以上、不陸調整のご紹介でした!
こんにちは!本社工事部です。
今回は、一部改修工事についてお話させて頂きます。
大規模工事は建物全体を一式改修することですが、
一部改修工事は建物全体ではなく
外部階段のみ、廊下のみなど一部分を行う工事となります。
私が経験した物件の一部施工をご紹介します。
外部階段手摺の取り換え
施工前
↓
施工後
主要部分の壁の耐震化
施工前
↓
施工後
紹介したもの以外にもいくつか工事を行いました。
一部分と聞くと大規模工事より手軽に聞こえますが準備することや
工事手順や工事方法は同じなので、
工期が短い分シビアな段取りが必要だったりします。
何よりお客様に満足していただく為、大小問わず品質管理に
気を付けて工事することには変わりありません。
以上が一部改修工事のお話でした。
こんにちは!工事部です。
来週2月23日は天皇誕生日ですね。
2019年は天皇陛下が変わり、5月には年号が変わるなど、歴史に刻まれる年となりました。
5月1日に新天皇が即位され、天皇誕生日も日にちが変わります。
1989~2018年までは12月23日が天皇誕生日で祝日となっていましたが、今年から天皇誕生日は2月23日ということで、12月は祝日が無くなり、2月に11日の建国記念日と新たに天皇誕生日が追加されました。
年号も2019年4月30日までは平成でしたが、5月1日からは令和に変わり、新天皇の誕生日が2月23日ということで、時系列からすると2019年は天皇誕生日による休日がない年となりました。
これは、1948年の祝日法の施行以来、初めてのことです。歴史を辿ってみると、1912年も同様に天皇誕生日による祝日がない年だったそうです。
明治天皇と昭和天皇の誕生日がそれぞれ「文化の日」と「昭和の日」として祝日になっているように、上皇さまの誕生日も将来的には祝日になる可能性があるようです。
こうして改めて、祝日の意味や歴史を考えてみると感慨深く、今までとは違った1日に感じられます。毎日の仕事を効率良く円滑に進める為にも、祝日や休日を大切に過ごしたいと思います。