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こんにちは、工事部です。
現在、当社では会社ビルの地下ピット水槽内において、躯体の劣化調査を実施しています。
地下ピット水槽には、湧水槽・雨水槽・蓄熱槽・汚水槽・雑排水槽など、用途に応じたさまざまな種類があり、それぞれ定期的な点検と保守が重要です。
調査の手順としては、まずピット内に溜まっている湧水や雨水などをバキューム車で吸引し、内部を丁寧に洗浄。
その後、構造体(コンクリート等)の劣化状況を詳細に確認します。
【ピット内水槽】
なお、地下ピット内は密閉性の高い空間であるため、安全対策を最優先としています。
作業前および作業中には、以下のような環境測定を実施し、安全性を確認してから作業に入ります。
・酸素濃度の測定
・硫化水素・一酸化炭素など有害ガスの測定
・可燃性ガスの測定
【環境測定状況】
また、送風機を用いて新鮮な空気をピット内に送り込み、十分な換気を確保することで、作業員の安全を守る取り組みを行っています。
【送風機換気状況】
今後も見えないところこそ丁寧に。
安全と品質を重視した施工を徹底してまいります。