こんにちは!リノ・ハピアBGCです。
海外の会社と日本の会社では、色々と違うと感じる部分が多くあります。
国によって、“働くということ”や人生についての考え方、捉え方も違うので、そういった部分が会社文化に大きく影響してきます。
また、そういった国民の考え方を反映した法律によっても、会社の在り方が変わってきます。
ここフィリピンに於いても、家族最優先の姿勢やイベントごとを大切にする文化があり、会社でいえばチームビルディングという日本ではまだあまり聞かない社内イベントが、ほとんどの会社で毎年行われています。
よく、オフィスやショップで、「本日はチームビルディングの為に閉店します」という張り紙を見たり、取引先からメールが送られてきたりするので、日本人からすると、最初は何なんだろうかと気になると思います。
社員全員でビーチや観光地に行ったりするので、私も最初は社員旅行みたいなものかなと思ってたのですが、実際は色々なミニゲームなどをチームで一緒にこなします。
その間は、社内のポジションや立場などは関係なく、皆一緒になってシンプルなゲームを無邪気に楽しみます。
そうです。まさに運動会がこんな感じだったなと懐かしく思い出します。大人が一生懸命ミニ運動会をするんです。
その結果、チーム内には妙な一体感や充実感が生まれます。
フィリピンの人たちは、基本的にイベントごとが大好きで、無邪気な部分があるので、こういったチームビルディングは相性が良いんだろうなと思う反面、社員旅行でさえ敬遠される今の日本ではあまり受け入れられない様な気もします。
【弊社が行ったチームビルディングの様子】
多国籍の人が働く外資の会社でも働いた経験がありますが、やはりプライベートと仕事の分け方や、仕事に対する責任の捉え方、人生の楽しみ方、家族との付き合い方など、色々な考え方に接することが出来たのは、海外に出てみて良かったと思うことの一つです。
日常の仕事は、生活を支える為に非常に重要で、人生の多くの時間を占めるものなので、天文学的な縁で一緒に机を並べることになった人たちに対するリスペクトや配慮、与えられた仕事に対する好奇心や楽しむ姿勢はとても大切だなと改めて感じました。