ブログ タグ: 多摩支店
こんにちは!多摩支店です。
「大規模修繕工事」はマンションの老朽化を防いだり、資産価値を維持するために欠かせないものですが、修繕積立金が不足するケースが増えています。
2018年度の国の調査では、修繕計画に対して修繕積立金が不足しているマンションの割合が5年間で2倍以上になっているという数字が出ました。
修繕積立金が不足していると必要な工事が実施できなかったり、緊急性がある場合には修繕一時金を徴収することにもなりかねません。
2021年9月に国土交通省は「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」を10年ぶりに改訂し、修繕積立金の目安の金額を大幅に上げました。
しかし、ここ数年の建築資材の高騰で修繕費の更なる上昇が懸念されるため、国土交通省は専門家による検討会で議論を始めました。
今年度中に議論をとりまとめ、新たなガイドラインを示す予定です。
これを機に、ガイドラインを参考に修繕計画や修繕積立金を今一度チェックしてみるのはいかがでしょうか。
■ガイドラインの掲載先■
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk5_000052.html
(画像引用:マンションの修繕積立金に関するガイドライン(令和5年4月追補版)より)