こんにちは！アフターメンテナンスチームです！！

今回は、弊社で大規模修繕工事を施工したマンションにお住まいの方から、室内の壁のビールクロスが剥れたり、カビが発生してきたとの連絡があり、現地の確認と散水による漏水の原因調査を行いました。

大規模修繕工事から約９年経過したマンションで、バルコニーに接しているお部屋の足元から漏水しているようです。

コーナー部の継目よりカビが発生し、ビニールクロスも浮いています。

まずは、カビや浮きが発生している壁部分のビニールクロスと、巾木を剥がして内部を確認してみます。

調査をしてみると、外壁側には不具合箇所は見当たりません。

外壁のタイルは深目地仕上の為に、窓廻りのシーリングの納まりが弱いようにも感じられますが、破断したり剥れているところもありませんでした。

バルコニーの床にも、手摺壁にもひび割れなどの不具合や、防水の不具合も見当たりませんでした。

そこで怪しい部分に散水してみた所・・・・・

お部屋側に、じわじわと水が染み出てきました。

今回の漏水ですが、結論から言えば建物の構造上の問題に起因するものでした。

まさか、バルコニー手摺壁と外壁の取合い部のコーナー入隅から、室内に漏水してくるとは・・・・

でも、そういう所こそしっかりと防水や、止水シーリングが大切です。

このような原因が弊社の施工範囲か、そうでないかの判断も大切ですが、一番は居住者様の不便や不満を解消することだと思います。固定観念に囚われず、想像力を働かせて対応する事が大切です。

アフターメンテナンスチームは今日もお客様からのご要望と向き合っています。